湯 殿 山
                                       登頂日 '06.09.25

 高速道路を利用すれば、山形から1時間も掛からずたどり着ける。
 月山ICを出て、国道112号線を10分位走った所から右に入り、2〜3分進むと有料道路へ、そこから5分位登ると広い駐車場になる。
 その駐車場のすぐ前に、この巨大な鳥居が!

←※写真の右端に小さく写っている人がおります。(見えると思いますが?)それと比べるとこの鳥居が如何に大きいかが解る。
左に見えるのが「湯殿山参籠所」宿泊・昼食可とあった。
しかし家を出たのが午前11時過ぎだったので月山の頂上は無理だろう。

 
 駐車場のすぐ前に有るのがお土産店兼休憩所。
 即身佛修行之地湯殿山仙人澤とある。

 「湯殿山本宮」まで歩いて30分、バスで5分?
 勿論時間が無いのでバスで向かった


 正式名称は「出羽三山奥の院 湯殿山本宮」

 そして到着したのが右の写真なのだが、「ここから先は神域につき撮影禁止です」と有った為、残念ながらこの内部は写真は撮れません。
 私は「御祓い」をお願いし(そういえば先月に月山に登ったときも山頂の神社で御祓いしてもらったのを思い出す)たが、驚いた事にこの先からは裸足で進んでくださいと?神主さんの話では全国でも珍しいしきたりとか?
 その湯殿山本宮から上が月山山頂へ向かう登山道であった。

 10数分登った所から、遙か下方に湯殿山本宮前の駐車場が小さく見える。

 ↑登り初めは穏やかだったが、徐々に急になって更に進んで行くとこの様な↑「鉄ハシゴ」が、驚きだった。ほぼ垂直に伸びた「鉄ハシゴ」は5つ位続いた
 うっかり手を離したり足を滑らせてしまったら、大変な事になると思いここは慎重に!
 このコースは「月光坂」といい、修験道で最も厳しい道と言われているとか。
 それでもここを過ぎれば普通の登山道。
※実際には登っていた時はそれほどと感じていなかったが、下りも同じ道を通った所少々「お・お〜?」と!5〜6階建ての建物にハシゴを掛けて下るようなものと思えば気は楽になるのな?しかしラフには通れない道であった。
 登る途中30人以上の団体とすれ違ったが、吃驚したのは殆どが70歳前後の人ばかり。
 全員あの鉄ハシゴを下りてきたわけである。

 中腹にある施薬避難小屋。
姥ヶ岳に登ると山頂から真下に見える。
 登山道路は無く登れないが、これが湯殿山である。酷い逆光!

更に登って行き振り返ってみた湯殿山。
やはり逆光だった。

 ↓湯殿山神社から90分ほどで月山の山頂が見える姥ヶ岳の登り口に到着した。
この先は2度ほど山頂まで登っており時間も遅い為、今回はここで引き返す事にした。(既に15時を回っていた)
 実際途中すれ違う人の殆どは、挨拶がてら「これから山頂まで?」と吃驚していた。
 

月山山頂は下の写真中央、奥に神社が見える所。
 まだ9月25日だというに早くも完全に紅葉しており秋景色でした。
                                           '06.09.27作成   simozyo

2013.07.21更新

山形の名山・里山に