日本一山形の芋煮会!
山形の芋煮会をご紹介致します。とにかく規模が桁違いに大きいのです。
直径6mの巨大鍋による芋煮会。里芋3.5t山形牛1.32tこんにゃく4,000枚ネギ3,850本、味付けの醤油770リットル、隠し味に日本酒55升砂糖220kg、そして水6.6tを入れ、6tの薪(ナラ材)で煮炊きする、おいしさもスケールもまさに日本一なのです毎年9月の第1日曜日に実施され今年は9月5日だった。特に昨年までは3万食だったが今年はプラス5,000食と何と計35,000食があっという間に!
ぜひ一度体験されては如何ですか?

主催者及びHPはこちら
日本一の芋煮会フェスティバル協議会
                                             04.10.03記
毎年この時期は業務上日曜日が休み取れず、地元に居りながら私はこの年始めて参加し写真撮りを!まさかこれほど人が多いとは思いませんでした。
準備した3万食はあっという間に無くなり、折角並びながら有り付けなかった人も!(今年は3.5万食)

※又今年も都合で行けず、これは今年の写真では有りません。あしからず。
これだけの規模になると人力だけでは無理で重機のお世話になっています。ご覧の通りバックホーが2台、それに凄くでかいクレーン車が1台。
そのクレーンで鍋や蓋を持ち上げ、バックホー2台で掻き混ぜたり掬ったりしてました。

尚バックホーは全くの新品を使い、可動部分のオイルはマヨネーズを使うとの事。機械油が滲んでくる心配は無いようです。(メーカーの提供)
この日は朝から素晴らしい好天となりジリジリと太陽が照りつける暑い真夏日になりましたが、ご覧の通りの人混みです。私が参加した時は最大手の某コンビニがおにぎりを無料で振る舞って宣伝してたので、勿論私も並んで御馳走になりました。これも何万食とか言ってましたね。
芋が煮上がって、今鍋の前に集まり順番待ちをしている人の列。
この日は約1時間待ちでした。この炎天下の中じっと我慢の子!そう楽には有り付けません。
一人前300円で券を購入してから10列位に並ぶわけですが、これが結構きついですね。

※この写真は私が並んでいる所から撮ったもの。ここまで辿り着くのに約40分、これから30分位掛かったか?
これは今年実施された翌日(04.09.06)、山形新聞に掲載された内容です。

グループの芋煮会

山形の芋煮会は歴史が古く明治時代に遡る事になりますが、当時の有識者が馬見ヶ崎川に集まり材料を持ち寄って鍋料理をしたのが始まりと聞いていましたが、実際は山形市の隣町中山町の最上川で始まったのが元祖らしいです。
芋煮会の時期は毎年9月に入ると直ぐから始まり10月中旬位まで、11月上旬までは可だが天気が良くないと寒くてそれどころでは無くなるかも知れない。どれだけ盛んなのか説明すると、色んなグループで行われており、職場の各グループとか友人同士・家族に始まり町内会・老人会・婦人会・特老施設・商店会・趣味の会・幼稚園・小中学校・高校生・部活・等々ありとあらゆるグループがそれぞれ実施、普通毎年各自3回以上参加しているのは普通である。会場となる馬見ヶ崎の河川敷は常に賑わい休日ともなると場所取りが大変、前夜からビニールテープで陣地を造り確保している。
所々に場所取りの為のビニールで囲まれたスペースが目立つ。
観光用に場所と材料を全部準備して(テントも有り雨天も可)、手ぶらでOKという業者あるので地元以外の人はこれを利用すると便利かも、但し事前申込必要!

私の職場グループです。 料理している風景。薪の燃え方は良好!
材料は、里芋牛肉コンニャクネギ醤油・隠し味の日本酒砂糖他好みに応じ色々・・等々です。
尚山形の味付けは
味噌に豚肉では無く、牛肉を使い醤油で味付けしているのが特徴!
費用は人数によっても違う。今回15人を越えたが1人前飲み物を入れて会費1,500円也。
この芋煮と一緒に鉄板焼きをしているグループが目立つ。

漸く出来上がった様子。 雨の心配が有ったが、どうやら持ちそう。

そろそろ終盤ですね。 芋煮用の水道が所々に設備されている。
水道の直ぐ側にはトイレも有り何も心配は無い。

河川敷の両側は東西約7km位の範囲がこの状態です。ここは上流の端、下流に行くと場所が確保出来ない位混み合っており、駐車場が確保出来ない。この付近は無料駐車場があります。

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