日本一の山
      富士山への挑戦!

今年('06年)の正月になって還暦に当たるこの年、何か記念に残る事やってみないかと友人と話題になり考えたのが「富士山への登山」だった。
  その友人とは高校時代の同級生で高校時代は一緒に時たま山登りした仲間である。
  年を加えるごとに厳しくなりそうであり実行するとすれば今年しかないとばかりに早速計画を練った。
  高校時代登ったことがあるとは言え、ここ35年以上山とは縁はなくなりもっぱらニコチンとアルコールと仲が良くなっていた?のでどうなる事やら?

当初4人での実行を計画していたが、3人となり決行日定まらず!混み合うのは避けたいと思い7月中旬の何れか?梅雨に入り殆ど毎日が雨!そこに台風が発生とのニュースが流れたりと、結局は山梨県の長期天気予想をあてにして7/12とし準備を始める事となるが、一週間前の事で少々慌て気味、宿は7月の平日という事もあって予約無しでも可能とか?

富士スバルラインで五合目の駐車場に到着した時の富士山頂方面の写真。
六合目から山頂方面を望む。
山小屋が切れ目無く連なる。
(とはいってもそれぞれは結構離れているが)

形を出発したのは5時前、東北自動車道を通って富士スバルラインの入口に到着出来たのは丁度昼過ぎ、殆ど休み無いままに登り始めたが思ったよりきつい登りが続く。
 右の各山小屋の前を通過しながら進み限度を感じた所で宿を取るが出来れば最上階の山小屋まで頑張るつもりでいたが
・・・・・・・・?

登り始めの五合目は標高2300m、さすが3000mに近づくにつれて生き苦しくなり八合目では予定に反し限界に近く!周囲を見るとそんな状態なのは私ばかり?これには参りました。
 しかし高山病になったのでは手遅れの為、山小屋の「太子館」を過ぎた所で引き返し、その太子館へ泊まる事とした。 午後5時の事です。

この日は梅雨の時期にもかかわらず、一番心配していた雨も降らずまずまずの天候だった。
しかし上左の写真の通り雲は厚く河口湖は漸く見える程度。  上右は大使館前で!(疲れました)

 午後5時を過ぎても登ってくる人は多く、驚いたのは暗くなってからも次々とライトを点けて上へ上へと目指して登っているんですね。その殆どは若いグループでしたが!
 吃驚したのは、ライト無しであの暗闇の中を登って来たグループ!危ないコースが多かったと思うのに!
 私は別に確認する為見ていた訳ではなく、写真撮る為に大使館の前に立っていたんですが・・・・ 

翌日はご来光の写真を撮るつもりでいた為、朝暗い内から(4時過ぎ)太子館の前で、カメラに三脚と重い望遠レンズをセットし日の出を待機したのであるが・・・・
 残念ながら左の写真の通り、厚い雲に覆われたまま太陽は現れず、残念ながらご来光の写真は断念する事に。
下に見えるのは川中湖
 折角重いレンズと三脚を背負って行ったんですが・・・・
 しかも霧雨となり雨の心配も出て来ました。
 後何時挑戦する機会が有るか?

 ※失敗だったのは重いカメラEOS5D+EF24-105mmF4L、これに200mm2.8L+三脚、これが体力を消耗させ、余裕を持って写真を撮るどころでは無かった。
 翌日朝六時太子館を出てどうにか山頂に登頂出来たのは午前10時、かなり時間掛かり過ぎてしまいました。
 上左は丁度到着した所の山頂に有った神社、その右と左の写真はふと覗いた富士山の噴火口。
 悪天候でお鉢廻りも諦めていた所少々霧が晴れてきた為撮った写真、もう少し近づきかったが高度恐怖症!(下まで200m) 

 下山途中の一コマ
富士山の雄大な景色!
さすが日本一と感じました。
この雲がなければスケールの大きな下界の景色が見えたのですが!
 9合目辺りを下がった辺りの風景です。
 8.5合目にあった山小屋が見えます。
れでは解りませんのでクリックして頂ければ大きい画面に!

これでも縮小した画面ですが、EOS5Dの繊細な画面には吃驚しております。これを「A1」に拡大して印刷しましたがOKです。
A3プリンターで4枚に分割して印刷。


最悪というまでではなかったものの、見通しの効かない天候の為、又疲れもあって思い通りにシャッターを切る事が出来ずになったのは残念でした。


 翌日は甲府の観光見物!
渓谷は日本一と云われている「昇仙峡」に行き、撮った写真が右の「仙娥滝」は高さ30m、壮麗な滝である。
 此処は名産の水晶の店が多く、その中でも綺麗な店の中を覗いて見ていたら、巧みなトークというかセールスというかいつの間にか予定外の出費をしていました。

2006.07作成
2013.07.24最終更新


デジカメ写真館Tに