晩秋の銀山温泉          04’09.26記
尾花沢市の山間部にあるこの銀山温泉は、まだ11月の中旬というのに雪が早い。
下界では初雪がちらついたばかりというのに、ご覧の通りの雪化粧になってしまった。それでも都会を中心に人気があり、この温泉は予約無しでは無理の日も多いようである。
都会から「大正ロマン」を求めて、夫婦連れや女性のグループがやって来る。雪が多い、寒いは関係が無いのかも知れない。ここで生活する人にとっては雪は苦労の一つになるのだが。
この写真は私が偶々仕事(営業)でとある旅館に行った時のもの、初雪が降った日で思わずシャッターを切った。
この年は、この雪が早くも根雪になったようである。   H13年11月中旬 撮影

温泉入口にある橋から望む。
温泉の中央を川が流れており、ここから旅館街となる。向かって右側に有る旅館はそれぞれ専用の橋があり、そこを渡って旅館に入って行く。

川の両側に、木造三層階造りの旅館が建ち並び「大正ロマン」を醸し出している。
一躍有名になったのは確か某放送局の「おしん」が連続ドラマで放映されてからと記憶している。あの時は一大ブームだった。新幹線が開通してからの一人勝ちと言う話も聞こえてきた。

右の一番手前の看板が、青い目の女将さんで一躍有名になった旅館。確かアメリカはカルフォルニアのご出身!
左の写真は銀山温泉とは全然関係のないのだが、これも偶々仕事で行った時に4月の上旬だというのに、あまりの雪の多さにレンズを向けてしまった。
銀山温泉と同じ方向に位置する尾花沢市の鶴子という地区、結構戸数が多い所だ。積雪量は多い時は3mを超すという。
近くにスキー場がありまだ充分滑れるようであった。
豪雪地帯である。

豪雪地帯と言えば最上郡の肘折温泉は5mを越えるし、もっと多い所は夏スキーで有名な月山。何と10mは越えてしまう。